「イトウ(Ito) 血統【ジャパンカップ出走】」の記事を紹介します。
11月29日(日)に、ジャパンカップ(東京、G1、3歳以上、芝2400m)が行われます。
ジャパンカップに出走の、外国馬のイトウ(Ito)の血統を調べてみました。
鞍上は、F.ミナリク騎手です。
【イトウ(Ito) 血統】(牡4)
父 Adlerflug(アードラーフルーク)
母 Iota(イオタ)
母父 Tiger Hill(タイガーヒル)
Northern Dancer 15.63% 4×5×5×5
Mill Reef 6.25% 5×5
のクロスが発生。
調教師 :J.カルヴァロ(ドイツ)
馬主 :シュレンダーハン牧場
生産者 :シュレンダーハン牧場
通算成績:10戦6勝
母系にIの頭文字がずらりと並ぶ、Iラインのドイツ血脈(血統)です。
ドイツ産馬は母の頭文字を仔が受け継ぐことによって、その母系が分かるようになっています。
父Adlerflug(アードラーフルーク)は、2007年の独ダ-ビーのドイチェスダービー、2008年のドイツ賞 優勝馬。
母系にAの頭文字がずらりと並ぶ、シュレンダーハン牧場の2大牝系の1つAラインのドイツ血脈(血統)です(もう1つは、ビワハイジやマンハッタンカフェのSライン)。
Aラインの名牝Urban Sea(アーバンシー)の母Allegretta(アレグレッタ)の全妹は、Adlerflug(アードラーフルーク)の祖母Alyaです。
Allegretta(アレグレッタ)は、ワークフォースやエイシンフラッシュの父King's Best(キングズベスト)も輩出。
母Iota(イオタ)は、2005年の独オークスのディアナ賞(G1 、芝2200m ) 優勝馬。
母父Tiger Hill(タイガーヒル)は、1998年、1999年のバーデン大賞(独、G1、芝2400m)を連覇。
イトウ(Ito)は、9月に行われた前々走のオイロパ賞で、今回のジャパンカップに出走するナイトフラワー(Nightflower)の4着に負けています。
そして、11月に行われたバイエルン大賞典で、2着のPrince Gibraltar(プリンスジブラルタル)に4馬身差をつけてG1初制覇を果たしました。
ドイツ馬は、ジャパンカップを、1995年のランド以来勝っていません。
果たして、イトウ(Ito)は、勝てるでしょうか?
ジャパンカップ楽しみですね!