「ラニ 馬主【前田幸治】」の記事を紹介します。
12月4日(日)に、第17回チャンピオンズカップ(中京、G1、3歳以上、ダ1800m)が行われます。
登録馬のラニの馬主がちょっと気になったので、調べてみました。
ラニの馬主は、前田幸治(まえだこうじ)さんです。
前田幸治さんは、大阪市北区梅田に本社があるアイテック 株式会社の代表取締役会長です。
事業内容は、上下水道施設の保守・運転維持管理、ごみ焼却施設等の保守・運転維持管理、高速道路の管理・管制、保守点検、河川・ダム施設の維持管理、プラント施設の補修、工事等、民間及び官公庁大型プラントの設計、保守・運転維持管理等総合的な技術請負です。
そして、北海道新冠町にある生産・育成牧場「ノースヒルズ」、鳥取県西伯郡(さいはくぐん)にあるトレーニングセンター「大山ヒルズ(だいせんひるず)」を所有しているオーナーブリーダーでもあります。
前田幸治さんは、2014年に、ワンアンドオンリーがダービーを制し、ダービーオーナーになりました。
ちなみに、前年2013年に、弟の前田晋二(まえだしんじ)さんが馬主のキズナがダービーを制していて、ノースヒルズ生産馬がダービー連覇を果たしました。
前田幸治さんの奥さん 前田葉子(まえだようこ)さんも馬主です。
【冠名】 なし
【勝負服色】 水色、赤十字襷、赤袖水色一本輪
【主なG1馬】
ビリーヴ(2002年スプリンターズステークス、2003年高松宮記念)
ローブデコルテ(2007年オークス)
トランセンド(2010年、2011年ジャパンカップダート、2011年フェブラリーステークス、2011年南部杯)
ワンアンドオンリー(2014年ダービー)
アウォーディー(2016年JBCクラシック)
【ラニ 血統】 (牡3)
父 Tapit(タピット)
母 Heavenly Romance(ヘヴンリーロマンス)
母父 Sunday Silence(サンデーサイレンス)
調教師 :松永幹夫(栗東)
生産者 :North Hills Co. Limited(米)
通算成績:11戦3勝
父Tapit(タピット)はPulpit(プルピット)の直仔で、2014年、2015年の北米リーディングサイアー。
2012年のフェブラリーステークス 優勝馬のテスタマッタなどを輩出。
母Heavenly Romance(ヘヴンリーロマンス)は、2005年の天皇賞(秋) 優勝馬。
半兄アウォーディー(父ジャングルポケット)は、2016年のJBCクラシック 優勝馬。
半妹アムールブリエ(父スマートストライク)は、現役馬でダート重賞を5勝。
「ラニ」の馬名意味は、「天国、天空(ハワイ語)」。
ラニは、2016年のUAEダービー 優勝馬。
アメリカ3冠レースに全て出走し、ケンタッキーダービー 9着、プリークネスステークス 5着、ベルモントステークス 3着と大健闘。
前走のみやこステークスでは13着と惨敗。
アウォーディーと初の兄弟対決ですが、G1初制覇なるか。
チャンピオンズカップ楽しみですね!