「ディサイファ 馬主【H.H.シェイク・モハメド】」の記事を紹介します。
4月2日(日)に、第1回 大阪杯(阪神、G1、4歳以上、芝2000m)が行われます。
登録馬のディサイファの馬主がちょっと気になったので、調べてみました。
ディサイファの馬主は、H.H.シェイク・モハメド氏です。
H.H.シェイク・モハメド氏は馬主登録名で、ドバイ首長国の首長、そして、アラブ首長国連邦(UAE)の副大統領と首相も兼任している、いわゆるモハメド殿下です。
H.H.シェイク・モハメド氏は、ダーレースタッド(ダーレーグループ)を所有しており、世界有数の競走馬のオーナーブリーダーです。
1992年には、競走馬の生産・管理・調教などを行う組織ゴドルフィンを設立し本格的に活動を開始しました。
1996年には、世界最高額賞金を誇るレースのドバイワールドカップを創設。
日本に進出するため、2002年に、ダーレー・グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン 株式会社」を設立。
2004年には、日本での生産拠点として、北海道日高町にダーレー・ジャパンファーム 有限会社を設立。
2009年には、日本国外居住者の馬主登録により、JRAの個人馬主免許を取得しました。
同時に、ハヤー妃(登録名:H.R.H.プリンセス・ハヤ)、ハムダーン太子(登録名:H.H.シェイク・ハムダン)もJRAに馬主登録しました。
H.H.シェイク・モハメド氏は、まだG1を制覇していません。
【冠名】 なし
【勝負服色】 海老、白袖海老一本輪
【主な所有馬】
アルキメデス(2013年 朝日チャレンジC)
ティーハーフ(2015年 函館スプリントステークス)
【ディサイファ 血統】 (牡8)
父 ディープインパクト
母 ミズナ
母父 Dubai Millennium(ドバイミレニアム)
調教師 :小島太(美浦)
生産者 :ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社
通算成績:38戦9勝
祖母Tribulation(トリビュレーション)は、1993年のクイーンエリザベス2世チャレンジカップステークス 優勝馬。
母ミズナの従兄には、名馬 グラスワンダーがいる血統。
「ディサイファ」の馬名意味は、「解読する」です。
今回はそのチャレンジカップ以来、約4ヶ月ぶりのレースになります。
大阪杯は4頭のG1馬が出走予定ですが、記念すべき第1回 大阪杯の優勝馬としてその名を刻めるか。
そして、H.H.シェイク・モハメド氏にG1初制覇をもたらすか。
大阪杯楽しみですね!