「【2015年 スワンステークス】 結果」の記事を紹介します。
今日10月31日(土)に、マイルチャンピオンシップの前哨戦 第58回毎日放送賞スワンステークス(GII、3歳以上、京都、芝1400m)が行われました。
柴山雄一騎手騎乗の2番人気のアルビアーノ(牝3)が、直線で抜け出し、後方から追い上げてきた1番人気フィエロ(牡6)に、1.1/4馬身差をつけ優勝。
勝ちタイムは、1分20秒2。
アルビアーノは、マイルチャンピオンシップの優先出走権を獲得。
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3着には、4番人気のオメガヴェンデッタ。
3番人気のサトノルパンは、8着に敗れました。
【スワンステークス 結果】15頭 京都芝1400m 良
1着 アルビアーノ 柴山雄一 1.20.2
2着 フィエロ M.デムーロ 1.20.4
3着 オメガヴェンデッタ 岩田康誠 1.20.5
3連複は2710円、3連単は12830円でした。
本命、対抗で見事当てました。
残念なことに、直線で松田大作騎手騎乗のテイエムタイホーが外に斜行し、ローブティサージュの福永祐一騎手が落馬、騎乗中止。
検査の結果、福永祐一騎手は右肩鎖関節脱臼、右鎖骨剥離骨折、右肩靱帯の断裂、右胸骨骨折。
全治5カ月の診断で、11月6日(金)に手術を受ける予定。
ローブティサージュは全身打撲。
福永祐一騎手は明日の騎乗は全て乗り替わりになり、天皇賞(秋)のカレンミロティックは吉田豊騎手に変更。
【アルビアーノ 血統】(牝3)
父 Harlan’s Holiday(ハーランズホリデー)
母 Antics(アンティクス)
母父 Unbridled(アンブライドルド)
調教師 :木村哲也(美浦)
馬主 :吉田和美
生産者 :Helen Alexander & Helen Groves Rev Trust(米)
通算成績:7戦4勝
伯父に1998年のスーパーダービー 優勝馬のArch(アーチ)、近親に1994年の阪神3歳牝馬ステークス 優勝馬 ヤマニンパラダイスがいる血統。
この牝系は遡るとCourtly Dee(コートリーディー)に辿り着き、Green Desert、トワイニングなどの名馬を輩出している名牝系です。
父Harlan’s Holiday(ハーランズホリデー)は、2002年のフロリダダービー(米G1)を含むG1 3勝。
Harlan’s Holiday(ハーランズホリデー)の産駒には、2012年のブリーダーズカップジュヴェナイル、シャンパンステークス 優勝のShanghai Bobby(シャンハイボビー)などがいます。
日本での産駒自体は少ないですが、2014年の関東オークス 優勝馬のエスメラルディーナがいます。
アルビアーノの馬名意味は、「イタリアのコムーネ(基礎自治体)名」です。
アルビアーノは、これで、マイルチャンピオンシップの有力候補の1頭に名乗りを上げました。
そして、今回はこれまでの先行策とは違い、中団待機策で勝ったのは大きいですね。
マイルチャンピオンシップの有力候補には、同じく3歳のダノンプラチナがいます。
今年のマイルチャンピオンシップは、世代交代が起こりそうですね。
マイルチャンピオンシップが楽しみですね!