「【2015年 毎日王冠】 注目馬」の記事を紹介します。
第66回毎日王冠の注目馬を紹介します。
10月11日(日)の東京では、天皇賞(秋)の前哨戦 第66回毎日王冠(GII・3歳以上・芝1800m)が行われます。
優勝馬に、天皇賞(秋)の優先出走権が与えられます。
なんと豪華なことに、スピルバーグ、イスラボニータ、ダノンシャーク、リアルインパクトの4頭のG1馬が出走します。
おまけに登録馬全頭が重賞ウイナーというラインナップ。
そして、登録馬の情報を見ると、13頭全て父がサンデーサイレンス系。
内訳は、ディープインパクト産駒が10頭、フジキセキ産駒、ダンスインザダーク産駒、アグネスタキオン産駒がそれぞれ1頭。
こういうのは初めて見ました。
さて最注目馬は、1番人気と予想されるエイシンヒカリ(牡4)ですね。
現在、8戦7勝。
6月の前走のエプソムカップでは、武豊騎手とのコンビで逃げ切り重賞初制覇。
今回は、その時と同コース、同距離ですが相手が一気に強化されます。
ここが試金石になります。
スピルバーグ(牡6)は、プリンスオブウェールズステークス(英、G1)6着以来、約4カ月ぶりの出走になります。
スピルバーグは、6勝していますが全て東京コースでの勝ち星という東京巧者。
2002年、2003年のシンボリクリスエスに続く天皇賞(秋)連覇への叩き台ですが結果を出さないといけないですね。
昨年2014年の皐月賞馬イスラボニータ(牡4)は、今年3月の中山記念で5着に敗れ、その後、左前脚の球節不安で春は全休。
約7カ月の休み明けですのでここは不安ですが、東京スポーツ杯2歳ステークス、共同通信杯と重賞2勝している相性のいいコース。
休み明けの不利を挽回出来るか?
昨年2014年のマイルチャンピンシップ 優勝馬のダノンシャーク(牡7)は安田記念以来の出走になります。
富士ステークスを勝っているように、コースは問題ないと思いますが、今年は結果が出ていません。
前走の安田記念はスタートでつまずいた為ですが、そろそろ年齢的な衰えも?
リアルインパクト(牡7)も安田記念以来の出走になります。
今年はオーストラリアですが、G1のジョージライダーステークス優勝、ドンカスターマイル 2着とまだまだ元気です。
開幕週ですので先行馬のこの馬にとっても有利ですね。
私が最も期待しているのは、安田記念2着馬のヴァンセンヌ(牡6)です。
今年2月の東京新聞杯で重賞初制覇で、続く京王杯スプリングカップでは2着とコースも相性がよく、1800mも勝っており距離延長も問題有りません。
府中は庭の横山典弘騎手と新コンビを組むそうで楽しみですね。
ディサイファ(牡6)は、3月の中日新聞杯、8月の札幌記念と今年に入って重賞2勝。
8勝の勝ち星中、東京コースは、4勝と相性がいいコース。
3歳馬のアンビシャス(牡3)は前走のラジオNIKKEI賞で2着に3馬身半差の圧勝以来のレースになります。
5月のプリンシパルステークスを勝っていますので、コースは問題ないでしょう。
3歳馬ですので斤量も54kgと有利です。
古馬とは初対戦になりますが、ここは試金石ですね。
他に取り上げたい馬がまだいるほど、今年の毎日王冠は素晴らしいメンバーが揃い楽しみですね!