第33回ローズステークスの注目馬を紹介します。
今週末は3日間開催で、9月19日(土)、20日(日)、21日(月)に行われます。
9月20日(日)の阪神では、秋華賞トライアルレース唯一の重賞 第33回ローズステークス(GII、芝1800m)が行われます。
なんと阪神JF、桜花賞、オークスそれぞれの優勝馬が出走します。
最注目馬は、オークス馬のミッキークイーンですね。
デビューから5戦してまだ連対を外していません。
そして阪神は、新馬戦の2着以外は2戦2勝です。
ちなみにこの新馬戦の3着は、ローズステークス出走予定のアンドリエッテです。
オークス2着のルージュバックは秋華賞直行、オークス3着のクルミナルは右前屈腱炎で出走しませんので、ここはオークス馬として、恥ずかしい競馬は出来ないですね。
桜花賞馬のレッツゴードンキは、オークスは折り合いを欠いて10着に敗れたので、距離短縮はプラス材料で、巻き返しに期待ですね。
阪神ジュベナイルフィリーズ優勝馬のショウナンアデラは、右前脚の骨折でクラシックを棒に振りましたが、ようやく戻ってきましたね。
ここは久々ですから、無事走ってくれて惨敗でなければOKですね。
※ショウナンアデラは、捻挫により回避決定
私が一番注目しているのは。デビューから負け無しで3連勝中のディープジュエリー。
前走のスイートピーステークスでは、上がり3ハロン33.8秒の末脚で絶望的な位置から差し切りました。
騎手が下手くそだったって言う噂もありますが・・・。
オークスも出走可能でしたが、先を見越して出走させませんでした。
血統的には、
父ディープインパクト×母父Giant’s Causeway
Giant’s Causeway(ジャイアンツコーズウェイ )は、Storm Cat(ストームキャット)の直仔です。
母ジュエルオブザナイトは、アメリカで2戦未勝利。
ジュエルオブザナイトの産駒には、半姉イヴニングジュエル(Evening Jewel)がいます。
イヴニングジュエル(父Northern Afleet ノーザンアフリート)は、G1デルマーオークス(芝9f)、G1アシュランドステークス(AW8.5f))など重賞4勝。
3代母エクセレントレイディ(Excellent Lady)は、ジェネラルチャレンジ(General Challenge)とノータブルキャリア(Notable Career)の2頭のG1馬を輩出。
4代母ノーザンシー(Northern Sea)は、アルゼンチンのリーディングサイアーを7年連続獲得した、「南半球のサンデーサイレンス」とも呼ばれたサザンヘイロー(Southern Halo )を輩出。
そして、「父ディープインパクト×母父Giant’s Causeway」の組み合わせからは、仏1000ギニー馬 ビューティパーラー(Beauty Parlour) が出ています。
血統的には、G1取ってもおかしくないですね。一線級との対決は初めてですから、ここが試金石ですね。
あとは、オークス5着のアンドリエッテ。
騎手も川田将雅騎手から、横山典弘騎手に乗り替わるので楽しみですね。
そして、血統的に面白いのは2頭います。
名牝トゥザヴィクトリーの仔でトゥザワールドの全弟、トーセンビクトリー(父キングカメハメハ)。
現在2連勝中。
しかし中京、小倉の平坦コースで今回は阪神。
果たしてどうでしょうか?
同じく良血で、名牝メジロドーベルの仔のレーヌドブリエ(父ゼンノロブロイ)。
こちらも現在2連勝中。
メジロドーベルの仔の成績はイマイチなので頑張って欲しいですね。
オークス惨敗のクイーンズリング、シングウィズジョイはどこまで巻き返すでしょうか?


