「ヴァンキッシュラン 馬主【島川隆哉】」の記事を紹介します。
5月29日(日)に、第83回日本ダービー(東京、G1、3歳、芝2400m)が行われます。
登録馬のヴァンキッシュランの馬主がちょっと気になったので、調べてみました。
ヴァンキッシュランの馬主は、「トーセン」の冠名でおなじみの島川隆哉(しまかわたかや)さんです。
と言っても、現3歳馬世代から、「娘に反対された」(笑)、「冠名の下の名前のストックが切れた」という2つの理由により、「トーセン」の冠名を使用していません。
島川隆哉さんは、宮城県仙台市青葉区にある株式会社ジャパンヘルスサミットの代表取締役社長です。
ジャパンヘルスサミットは、健康栄養補助食品・化粧品・生活環境用品等の販売、不動産賃貸事業を営んでいます。
そして、島川隆哉さんは、北海道沙流郡日高町に「エスティファーム」、千葉県香取市に「エスティホースパーク」の牧場を所有するオーナーブリーダーです。
ダービーにも、エスティファーム生産馬のブレイブスマッシュを出走させます。
島川隆哉さんは、まだクラシックを制覇していません。
【冠名】 トーセン
【勝負服色】 緑、青菱山形、青袖
【主な所有馬】
トーセンジョーダン(2011年 天皇賞(秋) 優勝)
トーセンラー(2013年 マイルチャンピオンシップ 優勝)
【ヴァンキッシュラン 血統】 (牡3)
父 ディープインパクト
母 リリーオブザヴァレー
母父 Galileo
調教師 :角居勝彦(栗東)
生産者 :社台ファーム
通算成績:7戦3勝
母リリーオブザヴァレー(Lily of the Valley)は、2010年のオペラ賞(仏、G1、芝2000m) 優勝馬。
母の半弟(ヴァンキッシュランの伯父)で Dubawi(ドバウィ)産駒のMubtaahij(ムブタヒージ)は、2015年のUAEダービーで、2着のMaftool(マフツール)に8馬身差の圧勝。
母の父は、名馬で、「怪物」Frankel(フランケル )を輩出したGalileo(ガリレオ)。
ヴァンキッシュラン(リリーオブザヴァレーの2013) は、2013年の「セレクトセール2013」当歳馬セリにて、島川隆哉さんが1億9000万円(税抜)で落札。
「ヴァンキッシュラン」の馬名意味は、「走りで打ち負かす」です。
ヴァンキッシュランは、ダービーと同舞台の前走の青葉賞で完勝。
ディーマジェスティ、マカヒキ、サトノダイヤモンド、リオンディーズの4強とは初対決になりますが、果たして倒すことが出来るか。
そして、島川隆哉さんにクラシック初制覇をもたらすか。
ダービー楽しみですね!