「ロンロネオ 馬主【H.H.シェイク・モハメド】」の記事を紹介します。
今日10月14日(土)に、2歳新馬戦(京都5R、芝1200m)が行われました。
優勝馬のロンロネオの馬主がちょっと気になったので、調べてみました。
ロンロネオの馬主は、H.H.シェイク・モハメド氏です。
H.H.シェイク・モハメド氏は馬主登録名で、ドバイ首長国の首長、そして、アラブ首長国連邦(UAE)の副大統領と首相も兼任している、いわゆるモハメド殿下です。
H.H.シェイク・モハメド氏は、ダーレースタッド(ダーレーグループ)を所有しており、世界有数の競走馬のオーナーブリーダーです。
1992年には、競走馬の生産・管理・調教などを行う組織ゴドルフィンを設立し本格的に活動を開始しました。
1996年には、世界最高額賞金を誇るレースのドバイワールドカップを創設。
日本に進出するため、2002年に、ダーレー・グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン 株式会社」を設立。
2004年には、日本での生産拠点として、北海道日高町にダーレー・ジャパンファーム 有限会社を設立。
2009年には、日本国外居住者の馬主登録により、JRAの個人馬主免許を取得しました。
同時に、ハヤー妃(登録名:H.R.H.プリンセス・ハヤ)、ハムダーン太子(登録名:H.H.シェイク・ハムダン)もJRAに馬主登録しました。
H.H.シェイク・モハメド氏は、まだG1を制覇していません。
【冠名】 なし
【勝負服色】 海老、白袖海老一本輪
【主な所有馬】
アルキメデス(2013年 朝日チャレンジC)
ティーハーフ(2015年 函館スプリントステークス)
【ロンロネオ 血統】 (牡2)
父 Elusive Quality(イルーシヴクオリティ)
母 カタウォール
母父 Street Cry
調教師 :藤岡健一(栗東)
生産者 :ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社
通算成績:1戦1勝
父Elusive Quality (イルーシヴクオリティ)は Gone West(ゴーンウエスト)の直仔で、2004年のケンタッキーダービー、プリークネスステークスの米2冠馬のSmarty Jones(スマーティジョーンズ)の父親として有名です。
曾祖母Nastique(ナスティーク)は、1988年、1989年のデラウェアH(米、G1、ダ10F)を連覇などG1を4勝。
Nastiqueの仔に、2001年のフェブラリーステークス 優勝馬のノボトゥルーがいます。
「ロンロネオ」の馬名意味は、「猫が喉を鳴らすこと(西)」です。
ロンロネオ次走も楽しみですね!