「島川隆哉 馬主【冠名 トーセン】」の記事を紹介します。
2015年9月20日(日) 阪神で行われる、秋華賞トライアルの第33回ローズステークス(GII)に出走する馬で、「トーセン」の冠名の馬が出走するので馬主を調べてみました。
ローズステークスの出走馬は、トーセンビクトリー(牝3)。
【トーセンビクトリー 血統】
父 キングカメハメハ
母 トゥザヴィクトリー
母父 サンデーサイレンス
調教師 :角居勝彦 (栗東)
生産者 :ノーザンファーム
通算成績:7戦3勝
現在2連勝中で、2001年エリザベス女王杯馬 トゥザヴィクトリーの仔でトゥザワールドの全弟という良血馬。
ノーザンファーム(吉田勝己)― 角居勝彦の強力ラインです。
そして、騎手は母トゥザヴィクトリーの主戦騎手だった武豊騎手。
そんな「トーセン」の冠名の馬主は、島川隆哉(しまかわたかや)さんです。
冠名「トーセン」は、馬主の姓「島川」を音読みしています。
しかし、2015年の2歳馬からは、「娘に反対された」(笑)、「冠名の下の名前のストックが切れた」という2つの理由から、冠名を使用しない方針です。
島川隆哉さんは、宮城県仙台市青葉区にある株式会社ジャパンヘルスサミットの代表取締役社長です。
ジャパンヘルスサミットは、健康栄養補助食品・化粧品・生活環境用品等の販売、不動産賃貸事業を営んでいます。
設立は1990年です。
島川隆哉さんは、良血馬を高額で爆買することで有名ですね。
今年2015年の「セレクトセール2015」当歳馬では、3頭の1億円超えの馬を落札。
ベルワトリングの2015の落札額は、1億2500万円。
ギーニョの2015の落札額は、1億5500万円。
ケアレスウィスパーの2015の落札額は、1億2500万円。(株式会社ジャパンヘルスサミット名義)
◆ベルワトリングの2015(牡)
(父ディープインパクト、母ベルワトリング、母父ダシヤンター(Dushyantor))
母はチリの年度代表馬で、智GⅠ 2009年のエルエンサヨ(芝2400m)などG1 5勝の名牝。
母父ダシヤンター(Dushyantor)は、日本ではあまり聞きなれないですが、サドラーズウェルズ(Sadler's Wells)の直仔。
G2止まりの長距離馬で、2000年供用開始。
しかし、半兄にウォーニング(父ノウンファクトKnown Fact)、コマンダーインチーフ(父ダンシングブレーヴ )がいる良血馬。
◆ギーニョの2015(牡)
(父キングカメハメハ、母ギーニョ、母父サンデーサイレンス)
母ギーニョは、名牝トゥザヴィクトリーの全妹。
◆ケアレスウィスパーの2015(牡)
(父ハービンジャー、母ケアレスウィスパー、母父フジキセキ )
叔父に、2011年の天皇賞(秋)の優勝馬 トーセンジョーダンがいる血統。
いずれの馬も将来楽しみですね。
【冠名】トーセン
【服色】緑、青菱山形、青袖
【GI 制覇】
トーセンジョーダン(2011年 天皇賞(秋))
トーセンラー(2013年 マイルチャンピオンシップ)
北海道沙流郡日高町に「エスティファーム」、千葉県香取市に「エスティホースパーク」を所有するオーナーブリーダーですので、ブレイブスマッシュ(牡2)のような自家製生産馬「父トーセン×母トーセン」の馬もよく見ますね。
まだ島川隆哉さんは、クラシックを含めた3歳GIを獲っていませんね。
トーセンビクトリーで、まず秋華賞への切符を掴んで欲しいですね!