「【2016年 アメリカジョッキークラブカップ】 結果」の記事を紹介します。
今日1月24日(日)に、第57回アメリカジョッキークラブカップ(中山、GⅡ、4歳以上、芝2200m)が行われました。
勝ったのは、武豊騎手騎乗の2番人気 ディサイファ(牡7)。
ディサイファは中団追走、直線早めに抜け出し優勝。
勝ちタイムは、2分12秒0。
ディサイファは、これで重賞4勝目。
そして、武豊騎手は、1987年から30年連続でJRA重賞制覇。
2着は、3番人気 スーパームーン(牡7)。
3着には、7番人気 ショウナンバッハ(牡5)。
1番人気 サトノラーゼン(牡4)は10着でした。
なお、休養明けのショウナンマイティは、3コーナーで競走中止。
左前繋靭帯不全断裂の診断で、競争能力喪失。
残念ですね。
【アメリカジョッキークラブカップ 結果】16頭 中山 芝2200m 良
1着 ディサイファ 武豊 2.12.0
2着 スーパームーン C.ルメール 2.12.2
3着 ショウナンバッハ 戸崎圭太 2.12.2
3連複は6350円、3連単は30540円でした。
【ディサイファ 血統】(牡7)
父 ディープインパクト
母 ミズナ
母父 Dubai Millennium(ドバイミレニアム)
調教師 :小島太(美浦)
馬主 :H.H.シェイク・モハメド
生産者 :ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社
通算成績:33戦9勝
母ミズナの従兄には、名馬 グラスワンダーがいる血統。
グラスワンダーの母Ameriflora(アメリフローラ)の全妹が、ミズナの母Tribulation(トリビュレーション)です。
祖母Tribulation(トリビュレーション)は、1993年のクイーンエリザベス2世チャレンジカップステークス 優勝馬。
母父Dubai Millennium(ドバイミレニアム)は、Seeking the Gold(シーキングザゴールド)の直仔です。
Dubai Millennium(ドバイミレニアム)の生涯成績は10戦9勝、2000年のドバイワールドカップを含むG1 4勝。
Dubai Millennium(ドバイミレニアム)は、急性グラスシックネス(馬自律神経症)という奇病を発症し亡くなり、わずか1世代の子孫しか残せず、ミズナはそのうちの貴重な1頭です。
馬主は、JRAでの馬主登録名 H.H.シェイク・モハメド、いわゆるドバイ首長国の首長(アミール)のシェイク・モハメド殿下です。
シェイク・モハメド殿下は、ゴドルフィンを率いる世界有数のオーナーブリーダーで、世界最高額賞金を誇るドバイワールドカップの創設者です。
「ディサイファ」の馬名意味は、英語で「解読する」です。
ディサイファ次走は、ドバイ遠征ですかね?
次走も楽しみです!