「【カジノドライヴ 】2015年新種牡馬」の記事を紹介します。




今年2015年6月6日に新馬戦が始まっていますが、2015年 新種牡馬ヴィクトワールピサ産駒なども勝ち上がっていますね。



その中でも現役時代にG1を優勝していないのに種牡馬になれて、今年産駒がデビューした馬がいます。


2011年に現役を引退したカジノドライヴです。



マインシャフト産駒、日本初の後継種牡馬です。



昨日までで産駒が新馬戦で3頭が勝ち上がっています。


一昨日の9月20日(日) 阪神4R 新馬戦(ダート・1200m)でも、プレスティージオが7馬身差の圧勝で勝ち上がっています。


ちなみに、この「プレスティージオ」の馬主の奥裕嗣(おくひろつぐ)さんは、初めて買った馬で、初出走勝利。



カジノドライヴは、2006年のキーンランドセプテンバーセールで多田信尊さんに95万ドル(約1億450万円)で落札されて日本に輸入されました。

米GⅡ ピーターパンステークス出走し、日本調教馬として初めて米ダート重賞に優勝しました。


その後、兄姉に続き3世代連続ベルモントステークス(G1)制覇を目指しましたが、前日に左後脚の挫石を発症、レース当日に出走取り消し。

その後は、アメリカの条件戦、準オープンのアレキサンドライトステークス を勝ち、2009年のフェブラリーステークス(G1)2着があるくらい。


2009年に屈腱炎になり、幹細胞移植の手術を受け、2011年に復帰したが勝てず同年引退。



社台スタリオンステーション」で種牡馬入り。

種付料は50万円と格安。


カジノドライヴ 血統】


父  マインシャフトMineshaft

母  ベターザンオナーBetter Than Honour

母父 デピュティミニスターDeputy Minister


調教師 :藤沢和雄 (美浦)


馬主  :山本英俊


生産者 :シェルブラッドストック Shell Bloodstock(米)


通算成績:11戦4勝(うち海外4戦2勝)


2008年 ピーターパンS(GⅡ)


2009年 フェブラリーS(G1)  2着



マインシャフトは、2003年エクリプス賞、年度代表馬を受賞しました。


マインシャフトは、A.P.Indyの直仔で、数多くのG1勝ち馬を送る名種牡馬。



半兄は、2006年のベルモントステークス(G1)優勝馬 ジャジル(父シーキングザゴールド)。


半姉は、2007年のベルモントステークス(G1)、ケンタッキーオークス優勝馬 ラグズトゥリッチズ(Rags to Riches)(父エーピーインディ)。


半弟に、2009年のブリーダーズカップ・マラソン優勝馬マンオブアイアン(父ジャイアンツコーズウェイ)。



馬主はパチンコ機器卸会社のフィールズ株式会社の代表取締役会長(CEO) 山本英俊(やまもとひでとし)さん。



カジノドライヴの馬名の由来は、「一攫千金の旅」。




カジノドライヴ産駒 勝ち上がり2015年9月21日現在


コウエイテンマ 」(牡2)
(父カジノドライヴ、母プリモピアット、母父ミルジョージ)


カジノスマイル」(牝2)
(父カジノドライヴ、母コンペリングリーズン、母父Danzig)


プレスティージオ
(父カジノドライヴ、母スーリア、母父ラストタイクーン)



カジノドライヴ注目産駒


シーブリーズラブ(牝)」
サンデースマイルII


半兄に、2014年のチャレンジC2着フルーキー(父Redoute's Choice )がいる血統。


セレクトセール 2014」で島川隆哉さんが2100万円で落札。



【種付数】
 
2012年度 200頭
2013年度 141頭
2014年度 88頭
2015年度 不明



カジノドライヴの種付数が減ってきていますが、今年の活躍次第でまた増加するかもしれないですね。




※9月27日追記

9月27日 阪神6R 2歳新馬戦(ダート1400m)


カジノドライヴ産駒ヴェンジェンスが2着に4馬身差の圧勝。


勝ちタイム 1分26秒3。


ヴェンジェンス 血統】(牡2)


父  カジノドライヴ
母  スペシャルクイン
母父 スペシャルウィーク


調教師 :大根田裕(栗東)


馬主  :宮川純造


生産者 :富田牧場


通算成績:1戦1勝