【2017年  安田記念 結果】 のコメント」の記事を紹介します。



今日6月4日(日)に、第67回 安田記念(東京、3歳以上、G1、芝1600m)が行われました。


レース後の関係者コメントですので、次走の予想の参考にして下さい。


1着 サトノアラジン
川田将雅
騎手
「本当にやっと勝てました。去年からずっと乗せていただいて、トライアルは勝てたんですけど、G1・2つ、香港も含めると3つ、思うような競馬ができなかったですから。馬場と枠が望む形になりましたから。ここでこそという思いで乗っていました。何よりこの馬のリズムで、一番能力を発揮できる形を、脚をためることを意識していました。もともと4コーナーの手応えは抜群によかったですし、ゴール板で届くと信じていました。頑張って勝ってくれたこの馬をほめたい思いです」


池江泰寿調教師
「これだけの馬を預けていただいて、GIを勝たせられなかったら調教師失格だと思っていました。勝てて本当に嬉しいです。前走は、道悪などいろいろなことが重なり9着でしたが、状態が悪かったわけではありません。天気にも恵まれ、馬場も良く、枠順も外と今日はいい条件がそろっていましたから、きっとやってくれると思っていましたし、楽しみにしていました。これまで1400mの前哨戦を勝って、1600mのGIで負けていましたから、距離適性のことを言われてきましたが、自分としては、そんなことはないと思っていました。今日の勝利でそれを証明できました。この後のことは、現時点では明言できませんが、オーナーと相談して決めていきたいと思います」


2着 ロゴタイプ
田辺裕信騎手
「あの競馬で負けたらね。自分の競馬はできた。周りに行きたい馬がいなかったのでハナに行った。追い切りの時から、調子がいいのは感じていた。こんなに速い時計にも対応できている。頑張った」


3着 レッドファルクス
M.デムーロ騎手
「すごいよく頑張った。やっぱり1600mはギリギリですね。スタートは良かったが、この馬はリズムが一番大事。折り合いは良かった。3、4コーナーは悪い馬場で走ったが、外に出した直線ではすごい伸びた。サトノアラジンは余力があった」


4着 グレーターロンドン
福永祐一騎手
「スタートで上に出るような感じになったが、いつもそんな感じらしい。後ろでじっとしていても厳しいと思ったので促していった。タイトな競馬になったが、ひるむことなく脚を使った。よく頑張ってくれた。初のG1挑戦で上位に来られた。展開の紛れで上位にきたわけじゃない。タフな競馬を走り切ってくれた。G1で差のない競馬ができた。馬はこれから良くなると思う」


5着 エアスピネル
武豊騎手
「いいレースができた。4コーナーでレッドファルクスに先に入られてしまったのが痛かった。最後は勢い良く伸びたので、あれがなければ。あのワンプレーですね」


6着 ビューティーオンリー
Z.パートン騎手
「とても残念です。道中は上手く運べましたが、最後に止まってしまいました。レース前から少しナーバスになっており、初めてのコースだったことが影響したのかもしれません」


A・クルーズ調教師
「直線になってからいつものような加速が見られませんでした。初めての左回りで手前を上手く替えられなかったのかもしれません。良い経験になったと思います。来年も挑戦したいと思います」


7着 ステファノス
戸崎圭太騎手
「ちょっと距離が短かったかな。G1で相手も強かったですし、時計も速かったですからね」


8着 イスラボニータ
C.ルメール騎手
「馬はとても元気だった。いいポジションで競馬はできたが、直線でスペースがなかった。ラスト150mだけスペースがあった。でも遅すぎた。残念です」


9着 クラレント
岩田康誠騎手
「馬の間を割ってこられたが、詰め切れなかった」


10着 コンテントメント
J.モレイラ騎手
「スタートも良く、道中もスムーズに競馬ができました。直線を向いてスパートし、馬は良く伸びておりベストな走りができました」

J・サイズ調教師
「ゲートを上手く出て前につけることができました。道中もスムーズに集中して走っていましたが、直線では不利もありポジションを下げざるを得ませんでした。あれがなかったらもう少し接戦に持ち込めたかもしれませんが、東京競馬場には彼(コンテントメント)よりベターな馬がいたということでしょう」


11着 ロンギングダンサー
横山和生騎手
「人の言うことを聞きづらい馬なので、意外と1600mの方がいいのかも。最後はしっかり伸びた。相手は強かったし、久々の58㎏だったが、頑張った。G1の歓声も、この馬にはいい方に作用してやる気を出した。これがいいきっかけになれば」


12着 サンライズメジャー
池添謙一騎手
「ゲートの2歩目でつまづいたが、スッと先行できた。ロゴタイプの2番手で一緒に仕掛けていったが、離された。このクラスで力の差を感じた」


13着 ディサイファ
四位洋文騎手
「ロゴタイプの後ろで、普段通りの競馬ができたが、切れ味勝負になると…」


14着 ロジチャリス
内田博幸騎手
「スタートを出たので先行しようとしたが、G1級の馬とは絶対的なスピードが違った。これから良くなってしっかりすれば、変わってくる」


15着 アンビシャス
音無秀孝調教師
「いつものアンビシャスじゃなかった。ゲート入りしてから(ジョッキーが)いつもと様子が違う感じがしたみたいだけど、よく分からない」


16着 ヤングマンパワー
松岡正海騎手
「外枠だったのであの位置が限界だった。G1の壁を感じた。頑張った」


17着 トーキングドラム
石橋脩騎手
「いい枠だったので、ある程度の位置で、内めを行こうと思った。よく頑張っているが、時計もきつかった。いい経験になれば」


18着 ブラックスピネル
松山弘平騎手
「前で競馬をしました。流れが厳しかったこともあり、早めに苦しくなりました」