「ディサイファ 血統【天皇賞(秋)出走】」の記事を紹介します。
11月1日(日)に、秋古馬三冠の開幕戦 第152回天皇賞(秋)(東京、G1、3歳以上、芝2000m)が行われます。
登録馬のディサイファは、デビュー前から期待されていた良血馬でした。
しかし、なかなか大成せず、ようやく今年になって本格化し、今年だけで重賞2勝挙げていをます。
そんな、ディサイファの血統がちょっと気になったので、調べてみました。
馬主は、JRAでの馬主登録名 H.H.シェイク・モハメド、いわゆるドバイ首長国の首長(アミール)のシェイク・モハメド殿下です。
シェイク・モハメド殿下は、ゴドルフィンを率いる世界有数のオーナーブリーダーで、世界最高額賞金を誇るドバイワールドカップの創設者です。
【ディサイファ 血統】(牡6)
父 ディープインパクト
母 ミズナ
母父 Dubai Millennium(ドバイミレニアム)
Northern Dancer 12.50% 5 x 5 x 4
Raise a Native 6.25% 5 x 5
のクロスが発生。
調教師 :小島太(美浦)
馬主 :H.H.シェイク・モハメド
生産者 :ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社
通算成績:30戦8勝
母ミズナの従兄には、名馬 グラスワンダーがいる血統。
グラスワンダーの母Ameriflora(アメリフローラ)の全妹が、ミズナの母Tribulation(トリビュレーション)です。
祖母Tribulation(トリビュレーション)は、1993年のクイーンエリザベス2世チャレンジカップステークス 優勝馬。
母父Dubai Millennium(ドバイミレニアム)は、Seeking the Gold(シーキングザゴールド)の直仔です。
Dubai Millennium(ドバイミレニアム)の生涯成績は10戦9勝、2000年のドバイワールドカップを含むG1 4勝。
Dubai Millennium(ドバイミレニアム)は、急性グラスシックネス(馬自律神経症)という奇病を発症し亡くなり、わずか1世代の子孫しか残せず、ミズナはそのうちの貴重な1頭です。
「ディサイファ」の馬名意味は、英語で「解読する」です。
良血馬のディサイファは、G1をいつ勝ってもおかしくない素晴らしい血統です。
天皇賞(秋)楽しみですね!