「2015年 ローズステークス【秋華賞トライアル】 結果」の記事を紹介します。
今日9月20日(日)に、牝馬三冠の最終戦「秋華賞」の前哨戦 ローズステークス【秋華賞トライアル】(GII、阪神、芝1800m)が行われました。
勝ったのは、なんとクリストフ・ルメール騎手騎乗の7番人気 タッチングスピーチ(牝3)でした。
レッツゴードンキが、前半1000m58秒4というハイペースで逃げて、タッチングスピーチは後方2番手待機から、直線で抜け出して優勝しました。
勝ちタイムは、1分45秒2。
ローズステークスが2007年に1800mになってから、ブロードストリートに次ぐ2番目に早いタイムです。
2着は、浜中俊騎手騎乗の1番人気のミッキークイーン。
出遅れは痛かったですね。
勝てなかったですが、問題ないでしょう。
3着は、武豊騎手騎乗の2番人気のトーセンビクトリー。
さすが良血馬ですね。
この上位3頭までが秋華賞の優先出走権を獲得。
3番人気の桜花賞馬レッツゴードンキは逃げ粘れず4着でした。
クイーンズリングは5着、アンドリエッテは6着、ディープジュエリーは7着に敗れました。
期待していたディープジュエリーは案外でしたね。
3連単は、2万5340円でした。
【タッチングスピーチ 血統】(牝3)
父 ディープインパクト
母 リッスン
母父 Sadler’s Wells
調教師 :石坂正(栗東)
馬主 :サンデーレーシング
生産者 :ノーザンファーム
通算成績:6戦3勝
今回低評価だったタッチングスピーチ(リッスンの2012)は、サンデーサラブレッドクラブが募集していて、募集価格は牝馬最高価格の6000万円でした。
実は、デビュー前から、その素質を高く評価されていた馬だったんですね。
父ディープインパクト×母父Sadler'sWellsの産駒は晩成傾向なのでこれからが楽しみですね。
母リッスンは英国フィリーズマイル(G1・芝8ハロン)の優勝馬。
その全姉セコイア(Sequoyah)は、愛2歳チャンピオンを決めるモイグレアスタッドS 優勝馬。
そのセコイアの仔、 Kingmambo産駒ヘンリーザナヴィゲイター(Henrythenavigator)は、愛、英国のG1を4勝。
近親には、愛2000ギニー、BCターフのG1 2勝馬 マジシャン(Magician)がいる血統。
結構良血ファミリーですね。
「セレクトセール 2014」で、全弟の「リッスンの2013」(父ディープインパクト)は、カタール王族のファハド殿下の代理人を務めるDavid Redvers(デーヴィッド・レドヴァーズ)氏が2億6000万円の高額で落札。
「リッスンの2013」は、英国で走るそうです。
「リッスンの2014」は、サンデーサラブレッドクラブの2015年度募集馬で、募集価格は最高価格の1億5000万円(満口)でした。
牡馬で石坂正厩舎所属です。
タッチングスピーチの馬名意味は、ジーンとくる演説、人の心を動かすスピーチ。
「タッチングスピーチ」を秋華賞で聞いてみたいですね。
秋華賞に向けて新星誕生ですね!
【ローズステークス 結果】17頭 阪神1800m 良
1着 タッチングスピーチ C.ルメール 1.45.2
2着 ミッキークイーン 浜中俊 1.45.4
3着 トーセンビクトリー 武豊 1.45.6